洪水時に慌てない!今からしておきたい水害対策6つ

やっておきたい水害対策!洪水になる前に個人でしたい準備とは?

自然災害は突然訪れます。備えていなければ、大惨事になってしまうことも少なくありません。

日本は地理的条件上、様々な自然災害が発生しやすい国ですが、中でも特に多い自然災害というと、水害になります。
今回は、すべての日本人が備えておくべき水害対策について簡単にご紹介します。


防災対策をしておきたい、という方は本記事をぜひ参考にしてみてください。


洪水になったとき慌てないために今からしておきたい水害対策とは?

今回は、洪水になったとき慌てないために、今から準備しておきたい基本的な水害対策を6つご紹介していきます。


1. 地域の避難場所を確認し、家族で避難先を共有しておく

水害被害にあった場合、ふつうの家では、流されてしまったりする可能性があります。


水害被害にあった場合に備えて、避難場所を確認しておくようにしましょう。
避難場所は、自治体のHPなどで確認できます。避難場所として多いのは地元の小学校などです。水害被害にあったとき、家族全員が一箇所にいるとは限りませんから、避難先を必ず共有しておきましょう。


避難先の学校などにいくルートは一度は確認しておいた方がいいので、散歩ついでに家族で一度出かけておくと安心です。


2. ハザードマップを確認する

ハザードマップとは、身の回りの災害リスクを地図上ですぐに確認できるもののことです。ハザードマップは国土交通省のホームページから手軽に確認することができます。

普段からハザードマップを確認し、リスクを確認しておくことで、いざというときに慌てず冷静に行動することができます。


ハザードマップはこちら。お住まいの地域を入力し、チェックしてみよう。

3. 非常時に家族と合流できるよう、GPSアプリを入れておく

非常時に心配なのは、家族が離れ離れになってしまうことでしょう。そんなときに使えるのがスマホのアプリです。

GPS機能つきのアプリを入れておけば、いざとなったときにお互いがどこにいるかを確認することができます。

GPS機能つきのアプリは、子どもを犯罪から守るときにも活用できるのでとても便利です。


ただし、GPS機能つきアプリでお互いの位置情報を知っておくことは、家族といえどもプライバシーの侵害に当たる、と考えると考える人もいます。
成人している家族のスマホに勝手にGPS機能つきアプリをダウンロードする、などはプライバシーの侵害になる可能性がありますのでやめておきましょう。


GPS機能つきアプリをダウンロードしてお互いの位置情報を確認できるようにしておきたい場合は、本人と話し合って納得したうえで利用しましょう。


4. 携帯電話から気象情報を取得できるようにしておく

災害時に気象情報を把握することはとても重要なことです。しかし非常時となれば、テレビやラジオを視聴できない場合も多いでしょう。そんな時、一番身近で手軽に気象情報を確認することができるツールは、スマホや携帯電話です。

たいていの気象情報アプリやチャンネルは無料で取得または登録できるので、今のうちに携帯電話やスマホから気象情報を取得できるようにしておきましょう。


5. 非常用の持ち出し袋、備蓄食料を用意しておく

非常用の持ち出し袋に備蓄食料などを入れていざというときに持ち出せるようにしておきましょう。食料などには賞味期限があったり、電池にも寿命があったりしますから、定期的(一年に一回、お正月にする、など決めておくと忘れない)にチェックしておく必要があります。


非常用の持ち出し袋の中身には、車や家の予備の鍵・銀行の口座番号や生命保険契約番号などがわかるもの・預金通帳・印鑑・小銭を含む現金・予備のメガネやコンタクトレンズ・母子手帳・お薬手帳・パスポート(のコピー)などの身分証明書・筆記用具・緊急時の家族や親戚の連絡先・非常食・飲料水・懐中電灯・電池・ブザー・使い捨て懐炉・生理用品・マスク・ビニール袋・軍手か手袋・マッチかライター・レインコートなどの雨具・常備薬・下着・(赤ちゃんがいる場合)おむつや哺乳瓶などを入れておくと安心です。


6. 家の浸水を予防する用意をしておく

水を吸うと膨らむ土のうやドアの隙間を埋めて水の侵入を防ぐグッズなど、家への浸水を予防するグッズを用意しておきましょう。


また、水中ポンプを設置しておけば、敷地内に雨水が浸水してきたときでも素早く対応可能です。


災害による被害を最小限に食い止めるためには、平常時にしっかり準備しておくことが大切

今回は、洪水になったとき慌てないために今からしておきたい水害対策を6つご紹介しました。


どれも今から準備できる対策ばかりです。「自分だけは大丈夫」と思っていませんか?

自然災害にみまわれた経験がある人は、みんなそう思っていました。自然災害は、誰しも遭遇してしまう可能性のある災害です。災害による被害を最小限のものとするために、平常時にしっかり準備しておきましょう。

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